Bookness and Thereness 本と出版と情報とその周辺のニュースまとめ

毎日の出版業界・図書館・情報学関連のニュースをまとめたブログです。扱う領域は書店・出版社・図書館・取次・本(電子書籍も)とその周辺について。

2019/07/07 学術誌の電子版高騰、大学悲鳴 「論文読めぬ」研究に影

学術誌の電子版高騰、大学悲鳴 「論文読めぬ」研究に影

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文科省が全国786大学の図書館を調べたまとめでは、2017年度の購入総額713億円のうち、電子版の学術誌は297億円。10年間で総額はほとんど変わっていないのに、電子版は年7~8%ともいわれるハイペースで値上げされ、約2倍になった。紙の学術誌をやめても専門書や単行本などを買えなくなり、紙の本の購入額は166億円と6割に減った。

ドイツとスウェーデンでは昨年、このうちの1社で医学誌「ランセット」を出版するオランダのエルゼビアとのパッケージ契約をほとんどの大学が打ち切った。米国でも大学単位で契約を見直す動きが広がる。日本でも、明治大(東京都)が17年までに大手3社とのパッケージ契約をやめ、1社あたり2千誌ほど読めたのを約50誌に絞るなどした。説明会で、ある研究者は「必要な論文が読めなくなるじゃないか」と語気を強めたという。それでも見直しに踏み切ったのは、紙の本が買えないところまできたからだ。購入数は12年度の約5万冊から、17年度は約3万4千冊に減った。菊池亮一・学術・社会連携部長は「大学は学費で成り立っており、学生が読む本をこれ以上減らせなかった」と語る。

 

■過去記事参照:


【エルゼビア】高騰する論文の購読料 ドイツでは大学と出版社が対立

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研究者にとって、論文を権威ある論文誌に載せることは単なる名誉ではなく、キャリアに直結する。大学などの研究機関が採用や昇進を決める際には、「どの雑誌に論文を載せたことがあるか」が判断の目安になるからだ。ある論文誌に掲載された全論文の引用回数を基に算出する「インパクトファクター(IF)」は、民間の情報分析会社が考案した。本来、論文誌の質や権威を示す指数で、個々の論文や研究者の評価はできない。だが、数値化された分かりやすい業績として研究者の評価に使われるのが実態で、研究者はIFの高い論文誌への掲載をめざす。こうした論文誌は代替品がなく、購読料が高くても買わざるを得ないという構造がある。

 

科学の未来のために、論文を「購読料の壁」から救い出せ:伊藤穰一|WIRED.jpwired.jp

ところが、学術出版社は自分たちを守るために固まるようになった。(略)同時に、一部の出版社が不当に高い利益率を出せるという構造ができ上がった。例えば、情報サーヴィス大手レレックスの医学・科学技術出版部門エルゼビアの2017年の利益率は、36.7パーセントだった。これはアップルやアルファベット、マイクロソフトといったテック大手を上回っている。

 

科学論文を出版するエルゼビアとの購読契約を完全に打ち切ったとカリフォルニア大学が発表 - GIGAZINEgigazine.net

カリフォルニア大学はエルゼビアとの交渉の中で、科学の発展を加速させるために「カリフォルニア大学の10キャンパスの研究者が発表した論文は、無料で全世界に公開すること」を求めたといいます。しかし、エルゼビアの出した条件は、大学に請求する数百万ドルの購読料に加えて、論文著者に出版料を求めるというものであり、交渉は決裂。カリフォルニア大学は2019年2月28日にエルゼビアとの契約を更新しないことを選びました。

 

 

【ジュンク堂書店弘前中三店】中三弘前店マチナカラック、2019年8月開業-上層階を「アウトレットモール」化、地方百貨店の新モデルに

toshoken.com

青森県弘前市の百貨店「中三弘前店」が全面改装し、2019年8月下旬に上層階をアウトレットモール「マチナカラック(MACHINAKA RACK)」として運営開始する。

 

【リブロ別府店】トキハ別府店、2019年9月に全館リニューアル-「攻め」の経営で新時代の地方百貨店像描く

toshoken.com

 

フタバ図書海田店の入り口の雑誌売場とCD売場の一部が空きスペースになってた。ってことはここがローソンになる?

 

【閉店】大垣書店水口店kaiten-heiten.com

 

【閉店】萬生堂kaiten-heiten.com

 

ブックオフ、経営危機から突然、絶好調化し過去最高益へ…劇的なビジネスモデル転換が完全成功 | ビジネスジャーナルbiz-journal.jp

今期も書籍以外の商材の充実を目指す。都心の駅前を中心に買い取り専門店を大幅に増やして商材をかき集める考えで、今期は4店を出店する計画だ。主要都市圏の郊外では、「ブックオフ スーパーバザー」と呼ばれる500~1000坪超の大型総合リユース店を積極的に出店する方針で、今期は7~8店出店する。

 

働き方改革、現場は別世界 コンビニ店主「限界」悲鳴 改善は急務 - 毎日新聞mainichi.jp

過去1年間の酒井さんの月間労働時間の記録によると、多くが350時間を超え、380時間前後の月も2回ある。「命を削っている状態。限界を超えている」。ため息が漏れるほど「働き方改革」とは別世界だ。
税金などの公共料金の代行収納も増えた。酒井さんは「公共機関の代わりにどんどんやらされている。本部とは共同事業者のはずが加盟店は置き去りで進む。話し合いの場作りが第一だ」と訴える。

 

「7pay」不正アクセスの原因究明と対策強化に向け、セキュリティ対策の独立組織を立ち上げ - ねとらぼnlab.itmedia.co.jp

 

セブン1Q、ECは減収減益…ニッセンは営業利益が倍増 | 通販通信www.tsuhannews.jp

EC関連の売上は、同8.1%減の248億6800万円を計上。内訳は、セブンネットショッピングが同15.4%減の49億9300万円

 

”200人規模の早期退職”報道に毎日新聞元常務「大間違いの判断。紙を止め、”通信社”を目指すべき」 | AbemaTIMESabematimes.com

僕たちは共同通信の記事を"共同通信新聞"として見たことはなくても、そこの記者さんが取材した情報の価値はネットで見ようが紙で見ようが認めていると思う。日経新聞のデジタル版も、購読者は高い月額料金を払ってくれている。つまり、記者さんの価値はデジタルになっても残るし、新聞社は"新聞を発行する会社"ではなく、"ジャーナリストがいる会社"になれば生き残れると思う」

 

【講談社】「AKIRA」“新アニメ化”に大反響! 「キルラキル」すしおも参加意欲アピール「キャラデザやらせてくれ」

animeanime.jp

eiga.com

 

誠品書店の上半期小説ランキング、東野圭吾が1位/台湾 | 社会 | 中央社フォーカス台湾japan.cna.com.tw

誠品書店のランキングでは今回、上位10位のうちサスペンス・推理小説が7作品を占めた。東野氏はほかにも「マスカレード・ナイト」(マスカレードシリーズ3冊セットを含む)が8位となった。10位には東山彰良の「僕が殺した人と僕を殺した人」がランクインした。

 

10年間で発行部数半減…韓国文学に暗黒時代?-Chosun online 朝鮮日報www.chosunonline.com

文学は出版市場全体で発行種類数は1位だったが、発行部数は減少傾向にある。2007年に2235部だった文学書籍の平均発行部数は10年後に1229部と半分近く減少した。本の厚さも薄くなっている。発行ページ数は2007年の平均311ページから2016年には291ページへと減少した。研究者らは「デジタルコンテンツなどの影響がある」と分析している。

 

小中学校で「先生が足りない」理由|けさのクローズアップ|NHKニュース おはよう日本www.nhk.or.jp

 

大和大谷別院:「ミニ図書館」を設置 米発の運動参加 大和高田 /奈良 - 毎日新聞mainichi.jp

リトルフリーライブラリーは2009年に米国ウィスコンシン州で始まった「マイクロ・ライブラリー」運動の一種。参加者は管理人として雨風を防げる屋根や扉を付けた本箱を置き、手続きや返却期限なしで誰でも借りられるようにする。公式サイトを通じて登録することで固有の設置番号が与えられ、サイト内の地図で全世界から検索できるようになる。

 

【CCC】7/3和歌山市議会・中庄谷孝次郎議員の一般質問(学校図書館)

sakujihyugatext.blogspot.com

隠密に進めているというのももちろんあるんでしょうけれど、これは市民図書館の指定管理者にCCCを選定したときから決まっていたことなのではないのかと思わざるをえません。もちろん、そのことを市当局が認識していたわけではなくて、CCCが多賀城に続いて和歌山でも学校図書館を受託する意志をもっていて、それをただ通告してきただけではないのか、という疑念が沸いてくるほどです。